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ひさしぶり [日本文化]

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いい季節です。今日も有り難い一日になりそうである。池の端のこの庵も長い修繕改修が終わり、前の月より皆様参集会を催している。いつものようでどこがどういう風に違うのか気付かない。ひさしぶりである、笑顔で招かれる、うれしさがこみあげてくる。今日は正月のようである。お待合お軸淡川康一筆観音絵人間萬事如漂月を拝見まあるいうっすらと描かれている観音様をみていると心穏やかになります。人の話に下駄箱が廊下が壁かといわれる。気がつかないほど良い出来映えというのだろう。寺社建築の大工が施工したのであろうから。日本建築の技術の粋が施されているであろう。春夏秋冬過ごしやすくあろう。壁の色手触り有り難く拝見させていただきました。本席大徳寺喝堂和尚のお軸白雪抱幽石がおちつく。喜山造美濃焼花入れにほととぎす夏椿秋の麒麟草えのころ茸天人草シャガ照り葉と嬉しく咲き誇る。竹男作薄紋香合がいい。居心地の良い床である。花はご亭主の労作いつもながら感謝である。松屋藤兵衛製笑みがこぼれるほどの大きめなうずら餅が六兵衛の刷毛目の菓子器に載る。替えは正文造菊形の黄瀬戸である。お干菓子も籐兵衛製菊が淨益の器南鐐にのる。替えは宗哲の四方盆である。主菓子はおいしくおむし養いに十分な大きさに笑みがこぼれる、九代大樋長左衛門造黒楽長生殿にて坐忘斎お好み福寿園の山月の白を有り難くいただきました。次客の萩籐兵衛もいい三客は真葛さん秋花絵。あじろ鉄破れ風炉に菊池政光造竹地紋筒釜が落ち着きを見せる。また淡々斎好み桑縁唐松裂腰風炉先には見事なシルエットがうかぶ。光雲造芦雁水指そう。お点前さんの手にのるお薄器茶杓は表閑造菊蒔絵大棗、指先には益州作名山里が美しい。蓋置きは竹、建水は志野、煙草盆は表朔櫛形火入れは滉造末枯。ご亭主岡本宗由先生のお人柄が今日のお道具組ぬ現れているように想います。貴き品格調和のとれた美しさ人もお道具組も落ち着きを見せる。和敬清寂のこの庵にご亭主の楽しいお話が流れる。ご亭主の笑顔もお話もまたおもてなし、連客の皆様もなごやかに過ごすことが出来ました。有り難いお席でした感謝申し上げます。


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churaumi

来る月は
桜みだれて
立礼の

亭主席に
君を迎えん

by churaumi (2016-03-17 21:08) 

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