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唐橋焼 [芸術]

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瀬田唐橋 唯一 琵琶湖から流れ出る瀬田川はその名前を宇治川、淀川と変え、それぞれにかかる山崎橋。宇治橋とともに唐橋は三大名橋と呼ばれてきた。最近塗り替えられた。からし色ようなおとなしく、周りの景色と相性のある色である。その唐橋の地に窯がある。栞には、唐橋焼の特色は、古くから伝わる陶の技法に、新しい釉薬の色彩を加え、手描き手造りで、現代の生活にうるおいをもたらす陶器づくりを目指し、古来より愛されているフクロウがモチーフで、琵琶湖ブルーを基調に創作しています、とある。優しさを感じる陶芸家である。やはりいいものを作っている、ひとはいい顔をしている。店内はフクロウさんがにこにこしている。私も一つ頂いた。二代目のご主人に選んでいただいた。このフクロウは天皇皇后両陛下がお買いいただいたものと同じである。おいてあると心が和みます。焼き物はいいですね。

唐橋焼窯元  唐橋袂  077-537-0543


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美術・その精神と表現(高等学校芸術美術) [芸術]

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美術・その精神と表現(高等学校芸術家美術)

この本を読む人へ

 佐藤忠良

わたしたちは、美術を静止的なものとしてとらえていない。変化しやまないものとして見ている、と言ってもよい。また、当然のことだが、その変化しつづける美術の制作にあたっている人間もまた、変貌しつづけている、と考えている。美術や人間の変化というと、時代が移り変ったり、年齢を重ねたりすると自然に変わっていくように感じられかもしれないが、わたしたちは、そうは考えていない。自然に変わるどころか、自覚的に人生を歩んでいる人は、自分を作り変える努力を重ねて生きて言っている、と観ている。なぜこうした努力を重ねるかというと、自由な人間になるためである。自由な人間というのは、偏見や権威に惑わされず、真理や美に対して直面し、勇気をもってそれを吸収できる知性や感性を備えた人間である。生まれたままの自然児が自由な人間なのではなくて、本当の知性や感性を努力の末に獲得した人間が、自由なのである。(中略)自分が、どう人の目に映るか、どんなふうに思われるか、といういうことが生き方の根本にあるようでは、人の心を動かすものはつくれない。どう映ろうと、どう思われようと、これが自分なのだ、という気持ちが必要である。なぜならば、他人の目にどう映るかに気をとられているうちは、自分自身に対して、自分が自然でなくなっているからだ。(中略)感性は、放っておけば鈍ってしまう。学問と同じように、努力して獲得するものだ。獲得の方法を吟味して、努力を積まなければならない。ものを知るだけではなく、いろいろなことを感じるために、仮面をかぶった人生から自分を解き放つために、人間は努力して自分を変えなければならない。
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佐藤忠良 少年の美術(中学校教科書) [芸術]

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少年の美術

美術を学ぶ人へ

佐藤忠良

美術を学ぶ前に、私が日頃思っていることを、みなさんにお話しします。というのは、みなさんは、自分のすることの意味ーなぜ美術を学ぶのかという意味を、きっと知りたがっているだろうと思うからです。私が考えてほしいというのは、科学と芸術の違いと、その関係についてです。(中略)科学というのは、だれもがそうだと認められるものです。科学は、理科と数学のように自然科学と呼ばれるものだけではありません。歴史や地理のように社会科学と呼ばれるものもあります。これらの科学をもとに発達した科学技術が、私たちの日常生活の環境を変えていきます。ただ、私たちの生活は、事実を知るだけでは成り立ちません。好きだとかきらいだとか、美しいとかみにくいとか、ものにたいして感ずる心があります。これは、だれもが同じに感ずるものではありません。しかし、こういった感ずる心は、人間が生きているのにとても大切なものです。だれもが認める知識と同じに、どうしても必要なものです。詩や音楽や美術や演劇ー芸術はこうした心が生み出したものだと言えるでしょう。この芸術というものは、科学技術と違って環境を変えることはできないものです。しかし、その環境に対する心を変えることはできるのです。詩や絵に感動した心は、環境にふりまわされるのではなく、自主的に環境に対面できるようになるのです。(中略)人間が生きるためには知ることが大切です。同じように、感ずることが大事です。私は、みなさんの一人一人に、ほんとうの喜び、悲しみ、怒りがどんなものなのかわかる人間になってもらいたいのです。美術をしんけんに学んでください。しんけんに学ばないと、感ずる心は育たないのです。


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